税理士開業塾スタッフの山内です。
先日、お客様である会計事務所様よりポスティングのご依頼を頂きました。
ポスティングというとみなさんどのようなイメージをお持ちですか?
よく自宅のポストに新聞折り込みチラシ以外にチラシが郵送などではなく、
そのまま投函されていることが、よくあると思います。
気になったチラシはテーブルの上に、興味のないチラシはそのままゴミ箱に直行ですね。
先日も、美容室のチラシ(ネイルがメイン)が入っていましたが、
行きつけのお店もあり、もちろんネイルに興味もありませんので、捨ててしまいました。
きっとターゲットは、
・女性(20代~30代?)
・行きつけの美容室がない(引っ越してきたばかり、お店を変えたい)
・行きつけの美容室があるが、ネイルはそこでおこなっていない
などなど、だと思います。
そうなると配布エリアは、お店への交通アクセスが良く、比較的新しい住宅街、アパート、マンションが多い、
配付時期は、引っ越しシーズンが良いなど、いろいろ考えられます。
少し掘り下げて考えてみると意外と面白いですね。
さて、
最近では、WEBでの集客がよく話にでますが、WEB単独(自然検索、WEB広告)の集客は
ライバルも多く非常に難しくなってきています。
そこで、重要になるのが、HPに誘導するアナログな販促手法を複数持つことです。
その中のひとつがポスティングになります。
税理士開業塾スタッフブログにて、このポスティングについて、複数回に分けて書きたいと思います。
まず、
ポスティングと他の紙媒体の違いを考えるとまず最初に思い浮かぶのが新聞折り込みとの比較になります。
新聞の販売部数の推移は年々、デジタル媒体の普及に伴い、減少していますので、希望する配布エリアへのカバー率は
低くなっています。また、大量の折り込みチラシに紛れてしまうのも懸念材料ですね。
あとはフリーペーパーなど、タウン情報誌がありますが、他の事務所様も掲載されていることもあり、
受け取った人に、比較される可能性があります。
最近のポスティングでは、国勢調査に基づいたGIS(地理情報システム)を利用して、年齢層別など、さまざまな単位で、
配付が可能になっていて、無駄のないポスティングが可能になっています。
WEB広告と比較しても、WEBを多用しない層へアプローチできたり、競合へ誘導されず、ターゲットにアプローチできます。
ただ、デメリットもあり、人が配布するので、比較対象によっては、費用が若干高かったり、WEBと比較して宣伝スピードが遅かったりします。
そうした特性を踏まえ会計事務所がポスティングを行うにあたって、
・宣伝したいサービス
・配布ターゲット
をしっかり決め実行すると、良い反響率が出来るかと思います。
次回は、ポスティングの反響率について、書きたいと思います。