第35回 エッサムファミリー会連合会総会 第1日目
2012年6月7日(木)
■横浜総会
6月7日(木)、第35回エッサムファミリー会連合会総会が横浜にて開催されました。連合会総会は2年に一度、エッサムファミリー会の13の地区会を順に回りながら開催しております。横浜では初の開催となり、神奈川会所属の先生を中心とした約400名もの方にご参加をいただきました。この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。
今回は、3日に渡る横浜総会の行程のうち、第1日目について詳しくご報告いたします。
第1日目の会場となりました横浜ロイヤルパークホテル(会場リンク)は、
横浜ランドマークタワーの超高層部に位置し、全ての部屋から横浜市街や房総半島を一望できます。
■第一部 記念講演会「道を極めた男たちの生きざまに学ぶ」
横浜総会の開幕を飾ったのは、元NHKのエグゼクティブアナウンサーであり、大相撲の実況で知られる杉山 邦博氏の講演です。テレビ東京系情報番組「レディス4」で長年司会を担当しておられた小林 節子氏の、はつらつとした司会進行のもと和やかな雰囲気で始まりました。
今回の演題は「道を極めた男たちの生きざまに学ぶ」です。杉山氏は、道を極めた一流の力士やスポーツ選手たちに共通した信念を「抑制の美」という言葉を用いて述べていらっしゃいました。「抑制の美」とは、勝利や達成の喜びを表に出すことなく通過点と捉え、黙々と精進し続けることを指します。
相撲の世界では、「勝者は敗者の境地を察してしかるべし」という言葉が大切にされているそうです。勝利に舞い上がることなく、足元を見据えて地道に歩み続ける精神にこそ、相撲の伝承文化としての重みがあります。
いくつもの名勝負が語られる中で、杉山氏は何度も当時の「実況」を披露してくださいました。まるで会場に土俵が現れたかのような名実況に、会場は大いに盛り上がりました。
■第二部 会員総会
講演会に続き、同会場で会員総会が執り行われました。
総会の次第は以下の通りです。
1.開会のことば
2.連合会会長挨拶
3.連合会副会長挨拶
4.議長選出
5.議事
第一号議案
平成23年度事業報告及び収支計算書並びに貸借対照表承認の件
第二号議案
平成24年度事業計画案及び収支予算案承認の件
6.閉会の言葉
連合会会長挨拶として、八鍬 昭連合会会長からはエッサムファミリー会会員数6,059名突破の御礼と、「企業研究シリーズ」をはじめとした今後の更なる発展についてお話しいただきました。「企業研究シリーズ」とは、現在関東会を中心に開催されている企業見学会で、将来的には全国や海外での開催も目指しています。また、栗原 龍三郎副会長からは税理士業界が現在おかれている状況と、エッサムファミリー会のさらなる研修の充実についてお言葉をいただきました。
議事については、連合会副会長 齋藤 淳二先生が議長として選出され、第一号議案・第二号議案共に賛成多数で可決の運びとなりました。
今後とも会員の皆様にご満足いただけるサービス・研修を提供いたしますので、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
■第三部 大懇親パーティ
総会後、1時間ほどの休憩を挟みいよいよ大懇親パーティです。二胡と琵琶の演奏が参加者の皆様をお迎えいたしました。皆様には地区会ごとに分かれたテーブルにご着席いただき、ご歓談をお楽しみいただきました。今回の大懇親会には来賓として、ご講演をいただいた杉山 邦博氏・東京地方税理士会を代表し、小島 忠男副会長・横浜市副市長大場 茂美氏にお越しいただきました。
エッサムファミリー会からは八鍬会長と、横浜総会運営委員会 委員長の大滝 忠弘先生からご挨拶をいただきました。大滝先生の横浜への深い思い入れの伝わる挨拶で、会場の雰囲気は一気に和らぎました。
関東会会長 栗原 龍三郎先生のご挨拶のあとは、恒例の鏡開きです。各地区会の会長が勢揃いし、なんと今回は特別に杉山氏の音頭によって執り行われました。関越会会長 前嶋 修身先生の乾杯のあとは、歓談を経て中国雑技・ジャズ演奏をお楽しみいただきました。
■次回開催地 立候補表明
横浜総会第1日目の最後を飾ったのは、次回総会の開催地、南九州会の立候補表明です。『あんたがたどこさ』のメロディと共に南九州会会長 松田 中行先生にご登壇いただきました。次回開催地の熊本について、松田先生から熱烈なメッセージをいただいた後、大滝先生から松田先生へとエッサム旗が受け渡されました。
その後、横浜総会運営委員 田村 泰雄先生から横浜の夜のお楽しみマップについてご案内いただき、第1日目は幕を閉じました。皆様はその後の夜をどのようにお過ごしになりましたでしょうか。
第2日目・第3日目の様子につきましては、「地区会ニュース」で随時アップしてまいります。引き続き、「会計事務所の広場」をご覧いただけますようお願い申し上げます。