―税理士になられたきっかけ、開業の経緯についてお尋ねします。

加藤：　高校生の頃、税理士事務所を経営している伯父からすすめられ、大学進学時から税理士資格の取得を目指しました。その後、伯父の事務所に18年ほど勤務した後、平成6年に独立開業しました。

―事務所の運営で気にかけていらっしゃることはございますか。

加藤：　女性ばかりの職場のため、子育てや介護、家庭との両立を考え、有給休暇を30分単位で取得できるようにしています。このことにより、無駄なく休暇の取得ができ、付与された日数内で旅行や趣味を楽しむ余裕もできているようです。また、お互いの立場を思いやる気持ちも芽生え、和気藹々とした雰囲気の事務所になっていると思います。

―働きやすい環境を整えていらっしゃるのですね。お客様とのコミュニケーションで気を配っていること等があればお聞かせください。

加藤：　顧問先様が資料を持って来所してくださることが多いため、担当制はとっておりません。全所員がすべての顧問先様に対する情報を共有し処理することにより、誰にでも安心してご相談していただけるよう努めています。税務の知識はもちろんですが、さりげない会話の中に今後の会社経営に対する重要なポイントに気づかされることも多くあり、学ぶことばかりの毎日です。

加藤：　開業時は他社のオフコンを使用していましたが、パソコンへの移行時にデータの引継やシステム面などの情報を他社と比較し、すでにユーザーであった友人の勧めやコストパフォーマンスなどの面からエッサムさんに決めました。

定期的に開催される営業所での講習にも参加させて頂き、移行時の業務の停滞に対する不安も払拭されてスムーズに移行することができました。

顧問先様からも使いやすいと評判で、自信を持ってお勧めしています。

加藤：　システムの説明会などは代表の者が出席し、みんなで対応や疑問点などを話し合っています。法改正のたびにどう対処すればよいのか不安になることもありますが、早い時期に情報提供いただけるので助かっています。