▲唯山重夫先生と新しくリニューアルしたご事務所


―開業の経緯・きっかけについてお尋ねします。

 

唯山：学生結婚をすることとなったため、生活を考えなくてはいけなくなり、税理士の道を選択しました。友人のほとんどは「税理士には向かない」と助言してくれましたが、義兄が税理士をしていて、この道を勧めてくれました。税理士を「天職」と銘じ、一貫して突き進んできました。

 

 

―ご事務所の経営で気をつけていることはございますか。

 

唯山：はい。「専門家責任」が叫ばれて久しく、会計事務所も顧問先から損害賠償請求がなされる時代になりました。私は、かねてから専門家責任に関心を持っており、その根底には善管注意義務以外に「忠実義務がある」と考えて、これまでの事務所経営の原点としてきました。簡単に言えば、一般的・通常的に必要とされる義務ではなく、ひたむき・ひたすら・一心に、といった言葉になるでしょうか。これからも、この気持ちを忘れず業務にまい進したいと思います。

 

 

—業務に忠実であれ。素晴らしいお考えですね。

 

唯山：ありがとうございます。先日も近隣の金融機関や出入りする関連業者の方が「職員さんは明るくて対応が速いですね」とおっしゃってくださいました。これも、ひたむき・ひたすら・一心に業務にあたる姿勢が浸透しているからこそのことと思いますので、大変嬉しい出来事でした。
わがままな私を支えてくれている職員の皆さんには感謝の言葉しかありませんね。
唯山：ご用やお誘いがあれば訪問しますが、原則として、こちらから出向くことはありません。お客様宛に作る報告書には、クセのある手書きで私の「所感」を記入しています。私の考えはその所感によってお客様に自然に伝わっていきますので、租税を回避しようとする傾向が強いお客様などは、自然と関与からはずれていきます。
節税を行うのは当然のことですが、税はコストと割りきって、事業の発展に突き進む経営者像を期待しております。
唯山：エッサムさんにお願いして、事務所を研修が行いやすいよう、改修（リニューアル）しました。また、資料の整理もやり易くしてもらい大変助かりましたが、何より有難かったのは、改修工事は3日という短期間で効率的に行ってもらい、当方の業務への影響はほとんど無かったことです。今後も、私たちの業務に役立つ商品やサービスをご提案いただけることを期待しています。

＜エッサムファミリー会事務局より＞
エッサムファミリー会にご紹介いただける先生がいらっしゃいましたら、最寄りのエッサムファミリー会事務局までご連絡をいただければ幸いです。

 

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