第9回 富田 淑子 税理士事務所
富田 淑子 先生 (東京税理士会・関東エッサムファミリー会 研修部 副部長)
事務所訪問 第9回目の今回は、東京都新宿区の富田 淑子先生の事務所をご紹介いたします。
富田先生は、今年2月に関東エッサムファミリー会初の女性役員として、研修部 副部長に就任されました。役員就任やエッサムファミリー会について、また保険代理店業務についてなど、いろいろなお話を聞かせていただきました。
■研修部 副部長に就任されて
―役員就任のきっかけをお聞かせください。
富田:当時の営業担当の方から是非にとお話をいただいて、それならばとお引き受けしました。
―先日は研修会で司会も務めていただきましたが、就任されてみていかがですか?
富田:司会は非常に緊張しますね。研修に来てくださる先生方とも面識ができたりして、今まで以上に研修に身が入ります。
―今後のエッサムファミリー会、特に研修について “こうしていきたい、こうなったらいいな”というところはありますか?
富田:まだ就任したばかりですのでわからないこともありますが、役員に就任する前から研修にはよく参加していました。現在の関東エッサムファミリー会のように、同じテーマで4回研修をしていただけるところは他ではなかなかありません。1度のチャンスを逃してしまうと、もう受講できないのが普通ですよね。ですから、この点はぜひ今後も続けていければと思っています。
■保険代理店業務
―富田先生の事務所では、保険管理システム「イーリターン」を使って保険業務をされているとお聞きしましたが、導入のきっかけは何かあったのでしょうか?
富田:私どもは保険の代理店をしていますが、私から保険を勧めるというより、お客様から「保険にたくさん入っていて管理ができない」と相談されるケースが多かったんですね。それで、何か管理できる方法がないかとずっと探していました。
―イーリターンを使って保険を管理するようになって、業務はどのように変わりましたか?
富田:先日もある顧問先で、いくつかの保険契約をしている方が数名、60歳で退職されることになりました。
皆様65歳まで就業を希望しているので、保険を継続するか、解約して一旦退職金を支払うかどうかを判断する時、このイーリターンが非常に役に立ちました。エッサムでもイーリターンの販売を開始したそうですね。
―はい。これからイーリターンの導入を検討される先生方に、何かおすすめのポイントがあればお聞かせください。
富田:視覚的に、パッと見てわかりやすいところでしょうか。3~4社の保険契約をしていても、画面上で保険内容の一覧を確認できたり、まとめてカラーのグラフで出力できるので、お客様もわかりやすいようです。「この後こんなに下がってしまうなら解約しておこう」などの判断ができます。「もしこの保険に入ったらどうなるか」というシミュレーションもできるので、いろいろと活用できると思います。
■モバイル活用
―富田先生は外出する時いつもノートパソコン(ウルトラブック)を持ち歩かれているそうですが、どのような使い方をしていらっしゃいますか?
富田:エッサムのリモートシステムを使って、お客様のところで資料をお見せしたり、その場で修正したりしています。子供が小さいときは少しの時間も無駄にしないように、データを持ち歩いて外出先で使っていました。ですから、今の業務スタイルはもうかなり前からです。
―富田先生の業務スタイルと合っていたんですね。
富田:そうですね。経営分析資料などカラーのグラフも紙に出力するよりパソコンごと持って行った方がお見せしやすいので。あと、パソコンをいろいろ触ったり、新しいもので便利そうだと思うと調べたりするのも元々好きでした。私の趣味かもしれませんね。
―ウルトラブック以外にモバイル活用で興味があるものはありますか?
富田:クラウドを活用して、移動中に記事を読んだり資料をチェックしたいと思ったのでスマートフォンを持っています。タブレットの購入は、検討中です。
――本日はお忙しい中、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。富田 淑子 税理士事務所のますますのご発展を祈念しております。
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〒160-0022
東京都新宿区新宿7-13-2
TEL:03-3200-6055
FAX:03-3200-6245
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■富田 淑子 税理士事務所のOne Point!■
「視覚化」
富田先生の事務所では、イーリターンの導入やウルトラブックの活用により、徹底した「視覚化」が実現されていました。“お客様に理解してもらいやすいように”という富田先生のこだわりを感じることができました。
【取材後記】
“業務に役立つツールを探し出し、お客様により良いサービスを提供する”という富田先生の仕事への姿勢には学ぶことが多くありました。お忙しい中、取材に応じていただきありがとうございました。