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Case1
「難しいもの」をわかりやすく、面白く！
坂野上満先生

Profile

坂野上満税理士事務所グループ代表
税理士・行政書士・フィナンシャルプランナー

性別男性
出身富山県高岡市
開業平成14年（32歳）
税理士登録平成11年（29歳）

経歴

平成4年	大学卒業後、富山県のプラスチック製造会社に就職し、2年半勤務。
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平成7年	資格取得に専念するために会社を退職。
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平成9年	残り1科目のとき、県内の会計事務所に入所。
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平成14年	富山県高岡市にて独立開業。

>> 坂野上満税理士事務所ホームページ

point! 自宅と事務所は別の方が良い

準備したもの・こと

土地「どこ」で開業するか

生まれ育った富山県高岡市で開業を決意。周辺は地価が安いため、土地を購入し事務所を建てることにしました。
第一種低層住宅地域である自宅周辺を避け、先輩税理士のいない地域を探しました。

point! 自宅と事務所は別の方が良い

特にお客様を招く場合、家族の生活音や雰囲気が緊張感を削ぐため、自宅と事務所は別の建物にすることをお奨めします。

困ったこと

顧客獲得

学生時代の友人や地域の知人を顧客として見込んでいましたが、開業の挨拶葉書きへの反応はほとんどありませんでした。
当初の顧客は法人１社、個人3～4名。暇を持て余し、当時開催されていた日韓W杯を毎日観戦していました。

point! 「恩人さん」の存在

当時30代に差し掛かったばかりだったということもあり、自分のことを可愛がってくださる方が何人かいらっしゃいました。
その方と一緒に活動しているうちに、紹介等で顧客が徐々に増えていきました。

実際に開業してみて

職員の採用と事務所の増築

そのうち仕事の量が増え、職員を採用することになりました。その際問題になったのは事務所の面積です。
現在の4分の1の広さしかなく、2人以上雇うとなると増築が必要でした。開業当初に資金面で苦労したこともあり、とても躊躇しましたが思い切って事務所を増築しました。

新規開業者に一言

“税理士業”に縛られずにチャレンジしてほしい

最初のうちは難しいかもしれませんが、だんだんと自分の仕事が「世の中の一部として機能しているんだ」と思えるようになると仕事が楽しくなると思います。
私は今、ローカルラジオ局への出演や事務所主催セミナーなど、従来の税理士業の枠を超えた活動をしています。あまりコストのかからない範囲で、失敗しながら顧客のニーズにマッチするものを探してみてください。