衰退する市場でセーラー万年筆がとった活性化戦略
~競合と差を付ける顧客密着の仕組みとは~
■新企画“企業研究シリーズ”の開催
エッサムファミリー会では、事務所や顧問先の経営・戦略の参考として、さらには実際に体験・見学も出来る“企業研究シリーズ”を関東エッサムファミリー会研修部主催のもと、10月26日(水)に開催いたしました。
第1弾として「衰退する市場でセーラー万年筆がとった活性化戦略」と題した講演と、顧客密着の仕組みである「インク工房」などをご参加の皆様に体験していただきました。
今回は関東会での開催となりましたが、ゆくゆくは全国各地区会での開催を目指していきます。
■講演
講師はセーラー万年筆株式会社 文具事業部 企画部次長にて、インクブレンダーの石丸 治 氏。石丸 氏は全国各地を年間40箇所回っておられます。インク工房やペンクリニックでは実際にお客様と向かい合い、万年筆について、様々なご意見をいただく中で、お客様にとっての本当の製品、本当のサービスを見出しているという顧客密着の仕組みのお話をお聞きすることができました。
講演の最後には、関東エッサムファミリー会研修部部長の田中先生よりご挨拶もいただきました。
■体験(インク工房、ペン先の書き比べ)
体験ではインク工房によるオリジナルインクの作成と、長刀研ぎなどのペン先の書き比べ(体験)を実施しました。インク工房では、インクブレンダー石丸 氏と参加者の皆様が1対1で会話しながら、インクを作成していきます。実際に顧客密着の仕組みを体験できたのではないでしょうか。
ペン先の書き比べ(体験)では、刀の剣先のように、長く研ぎ出したペンポイントをもつことから長刀研ぎと呼ばれるペン先を実際に使用していただき、その表情のある書き味に皆様感動されておりました。
■続々企画中!
企業研究シリーズは今後も続々企画中です。詳細はこちらのページで随時更新しておりますので、是非ご覧ください!!