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第6回 株式会社 日本製衡所(埼玉県児玉郡美里町)

お客様から本当に喜ばれるための秘訣とは?大型計量器を得意とする総合計量器メーカーに訊く!

株式会社 日本製衡所は、昭和46年の創業以来、産業用計量器、とりわけトラックを計量するトラックスケール(はかり)の製造・販売を手掛けるメーカーです。あらゆる分野において、産業のマザーツールとして必要不可欠な存在である計量器。社会・経済の発展とともに、電子化、システム化、省力化など、数々の技術的な進歩を経て、現在に至る同社の取り組みについて、岩渕 孝男社長と岩渕 智宏常務および顧問税理士の前嶋 修身先生に話を伺いました。


■株式会社 日本製衡所について

―まずは御社の事業内容についてお聞かせください。
社長:計量器の中でも、特に100kgから100tくらいまでの計量を可能にする産業用の量りに特化したメーカーです。

―その中でもトラック用計量器の取り扱いがメインなのですか?
社長:当社のスタートは、トラックスケールの製造になります。しかし、現在は価格ありきの製品となっており、なかなか利益が出しづらくなってきているのも事実です。そこで現在は、環境面への配慮や高付加価値を付けた製品の開発にも注力しております。

―そもそも、どのような場合にトラックの重量を計測する必要があるのですか?
社長:例えば、トラックで運搬するものの中には、ガスのような気体や、液体・粉体のものも含まれます。
これらは一個ずつ数えられませんから、こういったものは原則としてトラックスケールによる重量で取引が行われますので、正確な計測器の存在が必要不可欠になるんですね。また、最近は行政による過積載の管理が、かなり厳しくなっておりますので、管理上の観点からも計量器は重要な役割をはたしています。


■さまざまな付加価値の計量器
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―計量器といっても様々な種類があるようですね。
社長:はい。例えば、単純に重量を計測するだけでなく、対象物の左右・前後のバランスを計測することで重心を導き出す計量器もございます。

―どのような用途に使われるのですか?
常務:主に過積載の問題解決と研究開発用途の2つケースがあります。過積載については、トラックだけでなく、鉄道や船舶によるコンテナ輸送におけるニーズも高まってきています。コンテナそのものは重量制限内でも、コンテナ内の積荷の重心が偏っていると脱線や沈没など、大きな事故に直結してしまいます。それぞれのコンテナの中身を開けて確かめるわけにもいきませんので、コンテナごと重心が計れる計量器の出番というわけです。また、もうひとつの研究開発の分野では、自動車メーカー様が車両のオプションをどこに取り付けたら良いか?と言った細かいデータを把握するために使われるケースが多いようです。

社長:つまり、単純に「量る」という行為から、「お客様が計量結果を何に利用するのか」という観点を追及した結果、生まれた製品といえると思います。


■メンテナンスによる差別化を意識

―大型の計量器ともなると、メンテナンスも大変なのではないですか?
社長:当社はおかげさまで創業45年を迎えますが、創業時には既に多くのライバルメーカーの製品が流通しておりました。よって、営業したくても話すら聞いてもらえないという状態が続きました。よって、当社が市場参入するには、製品以外にも、何かに特化する必要があると考えました。そこで生まれた発想が、メーカーでありながら、メンテナンスを重視するというスタイルです。この考え方は、現在にも継承されており、計量器の製造・販売だけでなく、「はかりの119番」を合言葉に、販売後も万全のサポート体制を整え、お客様からも大変好評をいただいております。

―ユーザーにとって、販売からメンテナンスまで一貫してサポートしてくれるのは安心ですね。
社長:そうですね。全国にメンテナンスに関する協力会社が15社ございますが、直ぐに動けない場合もございます。そういった場合は、当社が直接出向いて対応させていただくということもございます。また、メンテナンスを通して、お客様との信頼関係を構築することで、「面倒を見てくれた貴方から買おう」という具合に、営業ではなくメンテナンス担当者が注文をいただくということも少なくありません。ですので、当社のメンテナンス部門には、しっかりと売上予算があるんですよ。

―それは面白い試みですね。お客様との信頼関係の構築には、どのような努力をされているのですか?
常務:お客様と正面から向き合うということに尽きると思います。当社は、創業当初より直販営業のスタイルを貫いてまいりましたので、代理店形式の営業スタイルを取る多くの同業他社と比べると、お客様の生の声を直接聞くことができるという大きなメリットがあります。これは、製品開発はもちろん、お客様との信頼関係を築くうえでも大変重要なことだと思います。

―新たに挑戦したい事についてお聞かせください。
社長:はい。3年前より、営業に関しては常務にバトンタッチしたことで、私もゆとりが生まれてきました。そこで思うのは、より長期の展望を持ち、未来の利益創出について考えることができる経営者にならないといけないということです。そういった視点のもとに考えると、今後は、当社にとって新たなチャレンジになりますが、化学や食品業界における計量器のシェアを増やしていきたいですね。


■前嶋先生のご指導について
nikko-scale1.jpg―前嶋先生にお聞きします。顧問税理士として、どのようなご指導を心掛けておられますか?
先生:毎月の損益状況を正確かつ速やかにお出しすることで、素早い経営判断をおこなっていただけるようにしております。また、日本製衡所様を始めとして、オーナー企業の多くは事業承継・相続に関連した何らかの課題を抱えておられるケースが多く見られます。そのようなお悩み事にも、迅速に対応するよう心掛けております。
社長:質問に対するレスポンスがいつも早いので、大変ありがたいですね。また、当社も4年後を目標に事業承継を考えておりますので、経験豊富な先生のアドバイスには、いつも本当に助かっております。

―本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。これからも益々のご活躍を祈念しております。


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株式会社 日本製衡所
代表者   岩渕 孝男
設立    昭和46年11月1日
資本金        1,000万円
所在地   埼玉県児玉郡美里町小茂田560番地1
TEL      0495-76-1231
URL     http://www.nikko-scale.com/
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税理士法人 前嶋事務所
税理士   前嶋 修身
(関越エッサムファミリー会 会長)
所在地     埼玉県熊谷市中央1丁目218番地
TEL     048-526-0811
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